[感想/考察]エージェント:ライアン|シリーズ5作品目だが、関係があるようで、ない

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クリスパイン主演のエージェント:ライアンを見たので感想を書きます。

なるほど、、、これってエージェントライアンシリーズだったんですね。単品かと思っていました。

ネタバレ込みの感想なので、苦手な方はお気をつけて。

肉体ではなく、頭脳で戦うエージェント

Paramount Pictures Corporation

CIAやスパイ、諜報員ものには目がなくて、思わずクリックをして見てしまいます。エージェントライアンのそのうちの一つです。

007やボーンシリーズ、イコライザーシリーズなどなど、CIAや諜報員といえば、「強い」のが当たり前なのですが、エージェントライアンは確かに「強い」けど、頭脳がなんですよね。そこがまた魅力の1つです。

金融に詳しくないので、何がどうテロなのかちょっと途中迷子になったのですが、知っている人からしたら簡単なのでしょうね。

大学院を中退したライアンでしたが、博士号を取れと言われて、もう一度戻り博士号をとり、金融の街である「ウォール街」で働き、テロ組織のお金の動きをアナリストとしてチェックしています。

出てくるワードが全部かっこいいのよ。男の憧れ。

シリーズの順番、エージェント:ライアンは5作品目

エージェント:ライアンに出てくる「ジャック・ライアン」が出演する映画は実は過去に4作品あります。

さらに言えば、この映画の後に一作品、ジャックライアンが主演ではないのですが、同じ世界観の映画があります。

  1. レッド・オクトーバーを追え
  2. パトリオット・ゲーム
  3. 今そこにある危機
  4. トータル・フィアーズ
  5. エージェント・ライアン
  6. ウィズアウト・リモース

言われてみると、パトリオットゲームを見たことがある気もします。

Paramount Pictures Corporation

ハリソンフォードの印象が強いから、なんとなく見たことがある気になっているだけもしれません。

原作は小説、しかも将来的に大統領になっていた

原作は作家トム・クランシーの小説で、ジャックライアンシリーズと呼ばれているそうです。

今までの映画は原作小説を基にして作られていますが、クリスパイン主演のエージェント:ライアンは実際に作られた話ではなく、映画のために書き下ろされた別の話です。

世界観やキャラ、雰囲気は踏襲しつつ、全く新しい「ジャック・ライアン」の映画ということになります。

元の小説が知らないので、「こう来たか!」という感動はないのですが、知っていたらより楽しいかもですね。

ちなみに、元のライアンは小説では将来的に副大統領、大統領とかなり地位が偉くなっていました。本作のエージェント:ライアンだけでは、あの大統領と握手した後に、大統領になる姿など全く想像できませんね。笑

主演はスタートレックの主人公、クリスパイン

主演はスタートレックのジェームズ・T・カーク役のクリスパインです。

仏頂面からの笑顔がカッコ可愛い俳優さんですよね。そういう趣味は別にないですが。笑

正義感があったり、直感で動く役柄が似合う、正義顔だなーって思います。

ジャックライアンはもともと大学院に通っていましたが、9.11事件をきっかけに自分にできることはないかと閃き中退をして、軍隊に所属しています。周りともうまく打ち解けてやっていけているし、お前の頭があるのに、軍隊には勿体無い、というようないじりも受けていました。

戦争中、ヘリコプターに乗り移動している最中に、ミサイルを打ち込まれ負傷してしまいました。その際、シートベルトをしていなかったがために、大怪我を負います。

ライアンは部下が緊張してうまくシートベルトがつけられないのを見かねて、気分を和らげ、シートベルトをつけてあげに、自らのシートベルトを外していました。タイミング悪くそこへミサイルを撃ち込まれます。

しかし、大怪我を負いながらも、負傷した同僚と部下を救出するという、底なしのタフネスさを見せます。

祖国に身を捧げ、正義感があり、タフネス、博識であり、観察眼が鋭い

卓越した能力と素養を見抜かれCIAにスカウトされています

監督はオリエント急行殺人の監督・主演のケネス・ブレナー

監督は2017年に公開された「オリエント急行殺人事件」の監督兼主演を務めたケネス・プレナーです。

引用:オリエント急行殺人事件 予告

舞台で活躍をされていた方だけあって、演技がほーんとうに上手です。今回も、敵のリーダー格役「ヴィクトル・チェレヴィン」として出演しています。同一人物だと、見終わって調べるまで気づきませんでした。

この人が監督の映画って、脚本もだけど、配役も面白いし、演技も映画としてわかりやすくしてくれているので、見応えがあります。自然体な演技ではなく、「映画」として面白い作品が多いように感じます。

一番の見所はやはり、電球を口に突っ込んで、処刑しようとしていたシーンですね。見ているがわも、ゾクゾクっとしてしまいました。

ヒロインは影武者役で有名なキーラ・ナイトレイ

ヒロインのキャシー役には、言われないと本当に間違えている人が多いであろう、ナタリー・ポートマン…ではなく!キーラ・ナイトレイです。

キャシーの凄さは、CIAである夫ライアンを即受け止めて

「浮気じゃないのね!よっしゃー!」

と喜ぶ、ポジティブさもありますが、めちゃくちゃ賢い点です。

美しいのはもちろん、チェレヴィンとのやりとりを見て、「海外の女性って一般人でもこんなに優秀なの?」と思ってしまいました。なぜーにあんなに会話ができるのか。

キャシー:誘ってるの?

チェレヴィン:お望みかい?

キャシー:まだ検討中

こんな返し、サクッとできているけど、振られたら華麗に返せますか?って話。

しかも相手は実業家で、賢く観察眼も鋭い、動揺したり、変に愛想をついたらバレるっていうのに、スペック高すぎないかい。

チェレヴィンは息子をなぜ送り出したのか

チェレヴィンは息子をなぜテロを仕掛けるものとして送り出したのでしょうか。

自分で決めているには、警備責任者がご子息が恥をかきますよ、と言われてブチ切れて銃殺しています。

んー、命令されてやっているというよりかは、チェレヴィンは実業家として成功を収めているけれども、政治的な面ではズブズブに癒着をしていて、いうことを聞かざる追えない状況であるのではないでしょうか。

息子が行ったのも、将来的にチェレヴィンの会社を引き継ぐ予定の息子が一仕事を終えることで、ほかの社員や政治家たちにも示しがつくために、本人がテロを仕掛ける必要があったのではないかな?と思いました。

ライアンの邪魔が入らなければ、テロは成功し、アメリカは破綻し、息子は英雄となり、肝硬変でチェレヴィンは死を迎えますが、その後息子は会社を引き継ぎ、ロシアと生きていけます。

そう考えると少し納得です。

エージェント:ライアンの感想・評価

エージェント:ライアンは面白かったと思います。戦闘シーンや銃撃シーンでハラハラさせるのではなく、バレるのか?バレないのか?といった頭脳戦のハラハラが良かったです。

アマゾンプライムの評価・レビューでは星4以上でしたが、確かにわかりやすいですし、納得です。

もっともっと、CIAの仕事や頭脳戦に時間をかけてもいい気がしましたが、おそらく3分の1以上がキャシーとライアンの関係についてなんですね。

CIAの身内になるのって大変だよね。ってのが伝わるし、キャシーに感情移入をして、どちらかというとライアンよりも、キャシーを応援してしまう、構図になっていたのではないかな?と思います。

今までの映画はジャックライアンを重点に、CIAの活躍やTHE諜報部員として「巨悪vs正義」という脚本だったものですが、改めてジャックライアンというIPを使い映画を作るのであれば、家族という要素も入れようとなったのではないかな?

こう行ったアクション映画って、男のかっこいいな!を反映して作られているものが多いけど、ちょっと野暮ったい奥さんがいて、でも愛されている男で、妻と祖国のために命だけで戦うっていう一本芯のある正義はブラしていないってのは、懐かしみがありつつ、現代の価値観も合わさっていて共感できる点がありました。

まとめ

エージェント:ライアンの感想でした!

CIAやスパイ系の映画が好きなんで、続編が出てくれたら嬉しい限り

小説原作の映画を見ると小説も見たくなるよね。いつか見よう…

いつか…

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