ミッドサマー解説、考察|カップルでは見れない不気味すぎる映画

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予告編からして、違和感と不気味さしか感じなかった「ミッドサマー」、ミステリアスな雰囲気の映画は好物なので、ようやっと見れました

この手の精霊系、宗教系は元ネタをわかっていないとなんとも理解し難かったりしますが、ミッドサマーは公式が解説ページを公開してくれていることもあり、理解しやすく、知ってからもう一度見ると面白そうです。(見る気にはならな、、、)

  • ミッドサマーを見てもよくわからなかった
  • ミッドサマーに隠された小ネタ
  • ミッドサマーの解説、考察、感想が気になる

上記のようなかたの参考になるよう、解説していきます

公式ページを読めば解決するけれど!w

ミッドサマーの評価、感想

ミッドサマーのレビュー、評価
評価

ミッドサマーは知り合いがめちゃくちゃ不気味だった、というから見てみたんだけど、肩透かし、とまでは言わなかったけど、特に目をつぶりたくなるようなシーンはなく、理解しがたすぎるというわけでもなく、「こういう村ってあっただろうな」という感想で、思ったほか不気味すぎる訳ではなかった

とはいえ、不気味のジャンルには完全に当てはまるために、この手の映画が苦手な人は圧倒的にオススメできないw

一人で見るのがいい映画で、友達と見たところで楽しめないだろうし、カップルで見たところで盛り上がらない映画ではある

ミッドサマーの公式が解説ページを用意してくれているために、理解しやすく、劇中でよくわからなかったことも見終わった後に解決し、もう一度見直すかーとなれば、再度面白く観れるかもしれない

カタルシスという単語が解説にも出てくるが、そこまで村に訪れた男たちに恨みはなく、「よーしやれやれー」という気分にはならず、スカッとはしていないが、見るに耐えないというほどでもないバランス感覚は非常に面白い

キングオブ不気味の称号は得られないけれど、割と不気味なミステリアス映画ではありました

ミッドサマーは最後、ラスト、結局何があったのか

ミッドサマーを見ても結局何があったのか、わからない。なんて人もいるかもしれない。

ラストのシーンでは、9人の人間が生贄にされている。

ミッドサマーは、精霊主義の村に主人公率いる複数人が村人にはめられ連れてこられ、生贄にされ、結局彼氏も如何しようも無い奴だから、彼氏を生贄に捧げて、笑顔で終わる。ハッピーエンドといえば、ハッピーエンドであり、「?」が付いてしまうような結末ではある。

家族を失い、ダニーは家族を得たのかな?

答えはないだろうけれど、「こんな村もあるんやで」っていうフォークホラー、らしい

フォークホラーの共通点

1.イギリス産である(オカルト・リバイバル文学や文化の、多くのソースがイギリスの民間伝承)。

2.ミニズム(精霊信仰)やパガニズム(異教信仰)を描いている。

3.その土地・場所のご先祖様の霊をなだめるために人間に処罰を下す、または犠牲にする。

4.多くの登場人物が、他の登場人物が超自然現象を見つけてしまうのでは、という信念体系を共有しており、これが信頼におけるジレンマを生む。

5.その風景は美しい手法で描かれる。視覚面、音響面は奇妙で恐ろしく、示唆に富み、不気味に感じられる。

引用:ミッドサマー公式

ペレの親はいつ亡くなったのだろうか

ペレはダニーの気持ちがわかると劇中言っていたため、おそらくペレの親も生贄にされて亡くなっていると考えるのが妥当。しかし、年齢的に90年前に亡くなったとは考えづらく、大祝祭だけではなく、たまに儀式は行われているのだと思う

冒頭で、画像を見せながら「去年のメイクイーン(5月の女王)」と言っているので、毎年儀式は行われているのかもしれない

村に連れてきたときに「ペレの人を見るめはいい」と言っていることから初犯ではなさそう

ユミルと聞くと進撃を思い浮かべるね

超余談だけど、始祖であるユミルを讃えるための衣装だと言っていたから、思わず進撃のユミルを想像したよね

北欧神話に存在するユミルだけれど、進撃みたキッズは進撃!?ってなりそう

ホルガの求愛行動が怖い

45分前後にある女性から男性に対しての求愛行動の絵が怖い

陰毛を食べ物の中に入れて食べさせた後は、膣から出る血を飲み物に入れて飲ませている

序盤にこの絵が出てきたので、「絶対食わすやんか、、、」と思い、クリスチャンが何かを食べる飲むする度に、怪しみながら見てしまった

結果食べていたけれど、そんなに嫌そうな顔をしていないクリスチャン頭おかしいと思った

72歳までは四季、その後は自殺する

18歳までの子供は春、36歳までは巡礼の旅で夏、54歳までは労働、72歳までは師となる

72西を過ぎたら?と聞くと、首を切る動作をするペレだが、この時はまだ笑いで済まされている。まさか本当に死ぬなんて予想もしていないからだ

36歳までは巡礼の旅というと、もしかすると36歳までは、外から人を連れてくる役なのかもしれない。

実際に北欧の文化で、老人が身を投げるという文化があったとか

全てを共有する

悲しいことも嬉しいことも全て全員で共同体として、共有をするというのがなんとも不気味だ

クリスチャンがセックスをしているところ見てしまい過呼吸気味に泣いていると、周りに女性が来て同様に泣き出す。一人ではない一緒に悲しんでいるという一見響きだけでは、「優しい」とか思っちゃったりするけれど、映像はかなり狂気的

クリスチャンがセックスをしているシーンも同様に狂気的、喘ぎ声を全員で歌のようにし出しながら、行う性行為は怖すぎる。

全ては繋がっているという、意識、コワイ

意図的に選ばれた?生贄たち

ペレといとこのイングマールは何を思って、ホルガに連れて行ったのかが不明です

大祝祭があり、儀式が行われることを間違いなく知っていたはずの二人が、「友達だ」といい連れてきたということは、もともと大した友達だと思っていない、もしくは友達だと思ってはいても、罰を与えるのにぴったりな人材だと思っていた可能性があります

イングマールはもともと、サイモンとコニーが婚約をする前に、コニーとデートをしていたと明かしているために、恨みがあったのかもしれない

ペレはものすごく愛が深そうなわりに、自分勝手な友人しかいないところも怪しい

全ては祭りのために仕込んだ関係性なのかもしれない。。。

数字の9と13

「9日間のフェスティバル」
「生贄の数は9人」
「ホルガでは72歳になったら死を迎える」
「90年に一度の儀式」
「Midsommarの文字数」

ダニーを連れて行く女性の人数が13
クリスチャンとマヤのセックスの場には合計13人の女性

9は北欧神話のアスガルドの9の世界や、13は13の月の歴や魔女の集会人数などからきていると言われている

ミッドサマーのまとめ

劇中の所々にサブリミナル的に怖いシーンなどがあり、音楽も神聖なもののようで不快であり、面白い映画だった。この後に、ダニーが村の一員として過ごして行くのかどうかはほんのちょっとだけ気になったが、最後の笑みで終わるところも映画としての美を感じた。

ミッドサマーの解説記事や考察は多く残っていいるために、他の人の考えも見てみると面白い。

この記事が個人的には詳しく一番面白かった。

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