[ミラベルと魔法だらけの家]感想・ネタバレ|悪役がいないディズニー映画

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ディズニープラスを契約したので、やっとこさミラベルと魔法だらけの家を見ました。

前半はネタバレなしの感想、後半はネタバレゴッツリ有りの感想を書いていきます。

ミラベルと魔法だらけの家の感想(ネタバレなし)

おもろかったです!めちゃくちゃミュージカルでした。

ディズニーとしては、2017年の『モアナと伝説の海』以来のオリジナルミュージカル映画らしいです。ミュージカルって見ているときはめちゃくちゃリズムにのって楽しく見ているけど、終わった後は頭に残るようなミュージックは一つもないの不思議だよね。

テーマは「家族愛」ですね。
ディズニー作品って家族愛とか多いので、今回も家族がテーマです。

ちょこちょこ笑いもありで、最後には普通に泣きました。

場所はコロンビアの話で、おおー、いろんな土地のディズニー映画を作っているんだなと思いましたね。まさにスモールワールド!

もう一度見たくなるような面白さか、と問われれば、自分はディズニー映画めちゃくちゃ好きというほどではないために、ただの映画好きとしてはもう一度見たくなるようなものではなかったです

さて、ネタバレなしで書くのって難しいね。笑

ここからはネタバレ有りで参ります。

ミラベルと魔法だらけの家の感想(ネタバレ有り)

ミラベルめっちゃいい子でした。

あのババア!!!(口悪い)あんだけ、魔法と能力に頼って、最後にちょこっと謝って、ミラベルに許しを請うなんて、なんて都合のいいババアなんだ、、、って思いました。(口悪い)

ミラベルが魔法を授かる前はあんなに、いい子いい子〜してたのに、ミラベルが魔法を授からないとわかった途端に、あからさまに蔑むなんて、、、

頑張って解決をしようとしていたミラベルの話なんて気かづに、全部お前が悪い!って決めつけて、ミラベルがいい子じゃなかったら、これ未成年で酒とタバコやっちゃうよね。

ぐれるよ、もう家族なんて嫌いだーってなるでしょうね。

そして、ブルーノもダントツでかわいそうでした。笑

街中の人たちからディスられまくって、実の姉妹からもお前が悪いと言われ、迷惑をかけたくない、ミラベルを守ろうとして去ってしまったブルーノ。

家族のことをずっと思っていて、ご飯を食べる時も自分のスペースを自らで作り、食事をしていた。ずっと一人だったんだなー。

んで戻ってきたら、サラーっと家族に入っていったけど、いくら寂しかったとはいえ、全員に責任があったのでは、、、っていう。幾ら何でもハッピーエンドにしすぎちゃいますか!って思うのはディズニーでは禁止ですね。笑

ミラベルの魔法は「居場所」や「愛」だったのでは説

ミラベルは魔法を授かれなかったけど、居場所や愛だったのでは説はありますね。

部屋ではなくて、家自体がミラベルの魔法だったんじゃないかっていう。おばあちゃんの正当後継者的な立ち位置だったんじゃないかな。

魔法を授かってないけど、魔法を授かっている人たちに対して変に蔑んでもないし、好奇の目でも見ていない。

一番の中立がミラベルでした。

メガネをかけて、物事をよく見るというのも、かかっていそうです。

最後は家のドアにドアノブつけて、見事家族のドアが出てきましたが、ミラベルはまさに家族に愛を気づかせるために必要だったんだなーと

で?どういうことなの?っって思うじゃん、そんなのディズニー映画で聞いたらダメだよ。

ミラベルは愛だったんだ、そうそれでいいと思う。

巨悪がいない、敵役がいないディズニーだった

わかりやすい敵役がいないディズニーでした。あるのは家族、世代が違うために抱えている問題があって、それらをお互いに分かり合えていないために、生じてしまうズレ、そこに向き合う物語です。

〇〇が悪である、という考えや映画はわかりやすいですが、偏見を生みやすいですし、最近では悪役にも事情があるんだよー的な映画が多いです。ジョーカーとかね。

流れを踏みつつも、悪役にも事情があるんだよ的な映画は飽きてきたので、さすがディズニーさんでした。

現に自分の世代からすると、このやろう!ババア!!!!!!!(口悪い)って思いますが、年配の方が見たら、「そうそう、そうなのよ」ってなっているかもですし、自分が歳をとっていったら同じことを思うかもしれませんね。

家族もですし、たくさんの人が観れる映画なのではないか、と思います。

そういった意味で、エンタメとして評価高いですね!

家族で観れるディズニー映画だったYO!

引用:ミラベルと魔法だらけの家/ディズニー

https://www.disney.co.jp/movie/mirabel.html

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