グランドイリュージョン、レビュー、感想、ネタバレ有

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グランドイリュージョンの何度目かの視聴が終わりました。

サクサク進む展開で、はじめから裏で何かの糸があり操られているのがわかるためにハラハラ感はなく、どちらかというとどうやって欺いてくれるのかのワクワク感の方が強い映画ですので、飯を食べながら流し見でも見れるし、何より面白い。

グランドイリュージョンは点と点が繋がり、なるほど〜というアハ体験によってより面白いと思える映画なので、流れを解説しつつ、ネタバレはありますが感想、レビューを書いていきます。

ネタバレが苦手な人はまさかいないとは思いますが、テイクバックしてくださいね。

グランドイリュージョンのあらすじ動画

グランドイリュージョンのあらすじ

4人のマジシャン、J・ダニエル・アトラス、メリット・マッキニー、ヘンリー・リーブス、ジャック・ワイルダーの元に届いた謎のタロットカードが届く。その裏にはニューヨークのアパートメントの住所と時刻が記されており、そこに集まった4人にはとある計画が教えられる。

計画通りに行う4人はどうなっていくのか。

グランドイリュージョンの主要登場人物、キャスト

J・ダニエル・アトラス – ジェシー・アイゼンバーグ
ディラン・ローズ – マーク・ラファロ
メリット・マッキニー – ウディ・ハレルソン
ヘンリー・リーブス – アイラ・フィッシャー
ジャック・ワイルダー – デイヴ・フランコ
アルマ・ドレイ – メラニー・ロラン
サディアス・ブラッドリー – モーガン・フリーマン
アーサー・トレスラー – マイケル・ケイン

グランドイリュージョンの評価

グランドイリュージョンの評価は個人的に高く100点中、90点はいく。日本では約5億円の復興収入だったが、全世界では3億ドルとかなりでかい。

正義ではなく、悪いことをかっこよく行うダークヒーローは昔から人気だけれど、昨今ではより人気が出てきているように感じる。悪役でありつつ、怪我を負わせることなく、盗むオーシャンズシリーズと同様に、グランドイリュージョンも思わずダニエルアトラスを応援してしまう気持ちがわかる。

グランドイリュージョンの感想

どこかで見たことがある俳優が出ている映画がある。見るきっかけになったのは主人公のダニエルアトラスを演じるジェシーアイゼンバーグが出ていたからだ。

どっかで見たことがあるな〜、と思っていたら、映画ソーシャルネットワークで見たことがあった。あの映画の功績はぼんやりとしか覚えていないがかなりの評価で、ジェシーアイゼンバーグもアカデミー賞をいくつかとっていた気がする。

そんな彼に見覚えがあり、あらすじも面白そうなので、思わず手にとってみたのだと思う。

結果はかなり面白かった!

まず、オーシャンズシリーズが好きな自分にとって、マジック、というか目的のために緻密な計画を立て味方も相手も手のひらで転がす系の映画は大好物。笑

オーシャンズシリーズでは、ダニーオーシャンが主人公だったけど、今作の主人公は顔はジェシーぽいけど、裏主人公はマークラファロ演じるローズなんだと思う。ローズは小さい頃に大好きだったお父さんをマジックのタネを明かして金を稼ぐ、サディアスを恨んでいて、30年越しに復讐をした。この30年は父が20年かけて木の中に仕掛けたトランプのマジックがあったので、子は父の背中を越すものという暗示があるんだろうな。

対人の心理戦だけではなく、イリュージョン、マジックに近いグランドイリュージョンでは、実際にありえるか?という領域の見せ方もあるけれど、それは映像の良さだろう。痛快でかっこいい、何度も見たくなる。

ヒロイン役として出たアルマも綺麗だし、全体的に綺麗に収まった映画でありつつも、続編があるな、と匂わせる抽象的な描写や、謎の組織アイについて小出しにしているので、ワクワクが止まらなかった。

策略系、マジック、オーシャンズシリーズが好きな人にはオススメした映画の一つです。

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