スマホを落としただけなのに、第二弾!
公式のスマホを落としただけなのに2、囚われの殺人鬼、です。
囚われの殺人鬼ということで、絶対浦野また出るやん、と思ったらまた出ましたね。
今回も登場人物全員バカ!そしてギャグたっぷりということで、成田凌の狂いっぷりを見るためにみてみました。
ネタバレ含め、あらすじをちょこっと紹介しつつ、感想書いていきます。
では、まいりましょう〜。
目次
スマホを落としただけなのに2-囚われの殺人鬼のあらすじ動画
囚われの殺人鬼の登場人物、キャスト
キャスト(映画)
加賀谷学:千葉雄大
松田美乃里:白石麻衣(当時乃木坂46)
笹岡一:鈴木拡樹
根岸剛志:音尾琢真
荒木寛子:江口のりこ
安西優香:奈緒
三宅卓也:飯尾和樹(ずん)
神宮寺紗綾子:高橋ユウ
野崎準人:ko-dai(Sonar Pocket)
吉原宏樹:平子祐希(アルコ&ピース)
藤井未央:谷川りさこ
西:アキラ100%
丹羽亮子:今田美桜(友情出演)
牧田英俊:田中哲司
稲葉麻美:北川景子(特別出演)
富田誠:田中圭(特別出演)
毒島徹:原田泰造(ネプチューン)(特別出演)
浦野善治:成田凌
兵頭彰:井浦新
前作のメインである、田中圭さん、北川景子さん、原田泰造さんがゲスト出演しています。
本当にちらっとなので、あまり出番はありませんが、結婚式の出演なので、富田&麻美は結構豪華です。
囚われの殺人鬼の簡単なあらすじ
原作と映画で少し違うようで、
原作のあらすじ
サイバー犯罪対策課所属の桐野良一は連続殺人犯・浦井光治が殺した可能性のある行方不明の女性について調べるよう命ぜられる。
一方、ブラック・ハッカーのMが、ビットマネー社の仮想通貨580億円相当を盗み出す事件が発生する。そんな中で桐野は浦井と面会するが、浦井は彼女を殺しておらず、かつて交流があったMが殺したのではと推測。浦井の情報のもと警察が調べたところ、その女性を含む3人の白骨死体が発見される。
Mは警察の捜査対象となるが、その後も犯行を重ねていき、遂には桐野の恋人である松田美乃里にも手をかけようとする。
Mとは何者なのか、そして警察に協力する浦井の本心とは――。
映画のあらすじ
長い黒髪の女性を標的とした連続殺人事件を起こした浦野が、刑事・加賀谷によって逮捕されてから数か月後、とある山奥で女性の白骨遺体が発見される。その現場が、かつて浦野が殺害した女性を埋めた場所の近くであることから、警視庁の管理官・牧田英俊は、犯人の手がかりを得るべく、浦野から情報を聞き出すよう加賀谷に命じる。
獄中で加賀谷と面会した浦野は、自分がネットワーク犯罪の師と仰ぐブラックハッカーの「M」が事件に関与していることを話す。浦野から捜査に協力する上での「条件」を告げられた加賀谷は上層部の返答を待とうとするが、「M」に対抗していたホワイトハッカーが殺害された事件を受け、牧田は「超法規的措置」として浦野を捜査に協力させる。
その加賀谷には、交際中の恋人・美乃里がいたが、美乃里は結婚後の生活についての話し合い等に消極的な加賀谷に苛立ちを募らせていた。ある日、喫茶店でフリーWi-Fiを見つけた美乃里は、それがダミーであることを知らずに接続したことで奇妙な出来事に見舞われる。そして加賀谷は愛する者の命だけでなく、自分が抱える「誰にも言えない秘密」までもが危険に晒されてしまうことに。
参考:wikipedia
囚われの殺人鬼の評価、感想(ネタバレ有)
評価は前回よりもちょい低い、70点!くらいですかね〜…
理由ははっきり、成田凌の狂い演技が今回は少ないからです。
スマホを落としただけなのにシリーズは、登場人物全員バカ(悪口じゃないよ)なので、まるで日曜日のヒーロー番組を見ているかのごとく、「なぜ?」「どうして?」「大げさすぎない?」が始終あり、主人公である成田凌演じる浦野(じゃないけど)の演技が見どころです。
もはやそれ以外に見所はありません。サスペンスとしての伏線はほぼなく、怪しさ満点すぎて最初から犯人がわかっちゃいました。
が、しかし、浦野がかっこいいというか、狂っているというか、ダークヒーローポジションとしてイキイキとしすぎていて救われています。まだ見れる。
浦野が出ていなかったら、見れるもんではない。辛口ではなく、見た人ならわかってくれると思っています。笑
酷評というよりかは、全年齢に合わせて、「みんなが楽しめるスマホから始めるサスペンス」っていうコンセプトなんだろうから、どうしてもアクションは少ないし、取っ組み合いも何年前の演技なんだろうという雑さに見えちゃいます。ですが、この辺は「あえて」の演技であり、わかりやすさを前面に出しているからです。なので、リアリティや人間味などはあえて前に出さず、わかりやすく、わかりやすくを前面に出しているので、こういった脚本、演出になっているのです。(知らんけど)
そう考えると完成度は高いのではないでしょうか。
小学生が見てもわかるし、難解な謎解き要素もないし、取っ組み合いも流血少ないですし、前作よりかは少しの流血や暴力があるために、刺激的ではあるかもしれませんが、まだ許容範囲ではないでしょうか。
やっぱりターゲットが国民全員くらいに広くなればなるほど、こういったわかりやすさ重視になってしまうのは仕方がないことなのですよ。
アルコ&ピースの平子さんとかめっちゃいい演技でしたね。前作に酒井さんが出ているので、今作は平子さん。酒井さんよりも圧倒的に濃かったですね。笑
「ああ、爪痕残そうとしてるやん!(笑)」ってわかるくらいに個性的だったし、これくらいやってくれた方が娯楽として見応えがあるといいますか。
アキラ100%が普段脱いでいるくせに、浦野に脱がされたことに気がつき、ちょっと恥ずかしがるシーンとか、おいおいオイ普段履いてねえだろ、っていうツッコミが脳内に流れます。
高橋ユウさんは前回お姉さんの高橋メアリージュンさんが出たので、姉妹出演になっていますし。
前作とのそういった関係性や、ちょっとした小ネタがわかっていると、映画そのものというよりかは、幅広い意味での娯楽映画、といった見方があっているだろうし、面白かったという感想には違いないと思いました。
次回作もやるとしたら成田凌が出たら見るけど、出なかったらちょっと見るのは怖いな!てのが本音ですが、家族とも友達とも見れるし、ハラハラも嫌な気持ちにもならない、ある意味面白さだけを追求したサスペンス映画として成り立っているのでは?
囚われの殺人鬼のラスト、結末について
浦野が脱走をし、浦野が正体がわかりました。と加賀屋にメールをします。
加賀屋はメールを開くとどこかで見たことがあるオフィスのLIVE映像が流れます。そこには恋人である松田みのりが映ります。背後から男が近づき、美乃里は誘拐されてしまいます。急いでオフィスに向かう加賀屋ですが、すでにそこには人影はありません。カバンだけが残されどこにいったのかわからない状態。ですが、すこで機転を利かせ、警察から支給したスマホをみのりが持っていることに気がつきます。
GPSを起動してみのりを追いかける加賀屋、途中で拉致をした男「根岸」はMから殺せと言われますが、我慢できねえ!(バカすぎ)とみのりをレイプしようとします。パーキングエリア(サービスエリアかも)に止まり車でみのりを脅す根岸。そこへ間一髪のところで加賀屋が到着します。
銃を向け加賀屋が優勢になりますが、みのりを人質にとり根岸が車から逃げ出します。撃てるのかと聞かれ、過去の記憶が蘇りパニックになる加賀屋は銃を置いてしまいます。そこへ顔にあざのある男が登場します。
油断した加賀屋は根岸に刺されてしまい、顔にあざのある男には銃で撃たれます。ですが、銃で撃たれたのは加賀屋ではなく、根岸でした。根岸は倒れて、あざの男と加賀屋が向かい合い場面はかわります。
病院に寝ている加賀屋にあざの男が近づきます。あざの男は公安で働いている兵頭という警察でした。ある日サーバーに入り込んだ人物がいて、IPをたどり、居場所を突き止めたところ、松田美乃里の自宅からであることがわかり、後をつけていました。すると、加賀屋が恋人であることが発覚、二人の後をつけていました。
松田美乃里をストーキングしていたのは、変態ではなく警察でした。笑
そして、兵頭は昔、加賀屋の父と友人であり、同僚でした。加賀屋の父の死の真相を話し、その真相を知るためにサーバーへ忍び込んだんだな、と会話をします。
本来であれば加賀屋を捕まえなければなりませんが、優秀な加賀屋を捕まえることはできないと見逃して、今度はお前とバディと組むか、と去っていく兵頭。
笹岡は加賀屋のことを愛していたから、一緒に作った会社を潰したくなかったためにお金が必要だったと話します。加賀屋は笹岡の手を振りほどき、部屋から出る。笹岡はMではなく、Mと名乗れと言われ、警察にランサムウェアを仕掛けたのも、脅されていたと話します。
海辺で非通知着信がきて電話に出る加賀屋、相手はもちろん浦野です。浦野にどうして笹岡が犯人だとわかったんだと聞くと、浦野はウイルスを笹岡にも仕掛け、メールを見て確信をしたと言います。ミラーリングをしているパソコンでどうして笹岡にメールを打てたのか、吉原(アルコの平子)が借金をしているのを知り、振り込む代わりに目をつぶってもらっていました。そして脱獄計画を実行、見事に脱獄しました。
本当のMはでは誰なのか?Mは身元不明で見つかった死体でした。すでに死んでいたのです。脅されたから殺しちゃいました。と笑う浦野。(成田凌最高)
いつか絶対捕まえてやる、と電話を切ります。
そしてみのりと合流をして、みのりへ告白する加賀屋、失いたくない、ずっと一緒にいたい、と告げ、加賀屋も親と向き合うと勇気を出します。そして二人は婚約します。最後にみのりが「スマホを落としてよかった」と言います。
みのりは5年前、就活の面接前にバスにスマホを落としていました。そのスマホを拾いダッシュで届けてくれたのが加賀屋です。二人はスマホを落としたおかげで出会っていたのでした。
みのりからすれば、スマホをあの時落としただけなのに、レイプされて殺されるところだった、というわけですね。
最後の最後までスマホ落としてないやんけ、というツッコミがラスト1分でやっと回収されるわけです。
そして、エンドロールでは、浦野が誰かに写真を撮られるところで終わります。
白石麻衣からキスしてって言われる喜び
序盤で結婚式を終えた松田美乃里(白石麻衣)が加賀屋学(千葉雄大)に対して、「キスして!」とちょいキレ気味に言うシーンがあるのですが、序盤全く期待をしていなかった自分にとって、白石さんのキスしてを聞けただけでもういいんじゃないかな。と思うほどには満足しました。笑
映画のほとんどのシーンで白石麻衣さんが出ますから、ファンなら見た方がいいし、ファンじゃなくても「白石さん綺麗やなあ」と楽しめますね。
後半のお母さんが産んでくれなかったら、私たち会えなかったと言う痛烈な綺麗事をぶっ放した時は、映画ってすごいな、と思いましたが。
ダメでしょ、親から虐待されていた人に対して真顔で綺麗事は。笑
どんだけ飴がとんがるの
浦野が吉原が掴みかかった時に、飴玉をとんがらせて目に刺すのですが、どんだけ長くしたのっていうツッコミしました。
そして吐き出しただけで貫通して血を流すっていう、こいつハッカーじゃなくて、暗殺者ですね。しかも天賦の才を持った。笑
金髪に警察服って目立ちすぎでしょ
浦野が脱走をする時、アキラ100%から制服を脱がしきて堂々と逃げるのですが、さすがに金髪に制服は目立つでしょっていう。
誰も気がつきませんが、有事の時は気がつかないものなのでしょうか…
ホモの回収がラスト
序盤にボーイズラブの漫画を出して、加賀屋くんはもしかしたらあっちなんじゃないか?みたいな会話があります。
その伏線は見事に笹岡さんが回収してくれます。
笹岡さんが加賀屋を好きで、めっちゃ頑張って犯罪までしちゃったんだよ、っていう。
まとめ
スマホを落としただけなのに、囚われの殺人鬼も成田凌が主人公で、かっちょよくて、狂ってて面白かったです。
取っ組み合いとかはいいから、サイバー頭脳戦みたいなのが多かったらよかったなと個人的には思いましたが、全体的にみんなが見れる娯楽としてまとまっていたのでは?と思います。
次回作でも成田凌に暴れて欲しいです。楽しみ〜