ファイナスエクスプレスという名前は未だにピン!とは来ていませんが、見てきましたー!
新感染ファイナルエクスプレス!
これ絶対に、新幹線と新感染かけてますよね?気づきました?
新幹線って入力したら、グーグルサジェストでファイナルエクスプレスって出てきてましたからね。
いるってことですね。笑
というわけで、最後まで生唾飲んで楽しませてもらったファイナルエクスプレスの感想を書いていきます。
もちろん、ネタバレがッツリ入れていくので、見たくない方はここでバーックしてください。
すみません。
目次
あらすじ
バイオテロが起こり、ゾンビ化するシカが生まれる。
死んだ人間が生き返り、目の前の人を襲うようになり、噛まれた人間も感染をしてしまう。
走り出した列車の中に感染者が一人入ってしまい、列車の中は大混乱に。
生き残ることはできるのか!?
って感じですね。ずいぶんはしょりましたね。僕。
主要登場人物、キャスト(日本語版の声優)
ソグ – コン・ユ(中村悠一)
本作の主人公です。
DVDでは予告でコン・ユが主人公である呪われた男と呪われた男を殺すために生まれた女性の恋愛物語が入ります。
イケメンだなーこの人って思ってたら、主人公でした。
孫悟空も面白そうですね、素晴らしいCG技術の賜物で、映画というよりも、もはやグラフィック、アニメーションではないかと思ってしまいます。
(全く今作の話をせずに彼の解説を終了させようと思います。)
スアン – キム・スアン (松藤百香)
スアンは、ソグの息子です。
だと思ったら、スカート履いて電車乗ってきやがった!笑
女やないかーい!
性格の良い女の子です。一思いで、自分のことばかり考える父親を見て、「あほやなこいつ」と思っています。(思っていませんが、涙します)
ソンギョン – チョン・ユミ(坂本真綾)
妊婦です。
お腹に子供がいようが、成人男性よりも早く、そして息も乱さない、屈強な体を持っています。
サンファ – マ・ドンソク(小山力也)
今作の主人公ではないかと言えるほどのストリートファイトぶりで、奥さんであるソンギョンを守ります。
ソンギョンのお腹の子供を顎で指して、スアンに「俺が作ったんだぜ?」と言います。
結構くそやろうですが、いいやつです。
ヨングク – チェ・ウシク(前野智昭)
チェ・ウシクはノンスタイルの井上じゃない方、石田に似てるなあと始終思ってしまいましたが、野球青年です。
若いように見えましたが、年は27歳でした。
ジニ – アン・ソヒ(喜多村英梨)
ヨングクに告白をして、返事をもらっていませんが、ヨンゴクの隣に座る強引系女子です。
僕は苦手です。
ヨンソク – キム・ウィソン(内田直哉)
今作のスーパースターです。
彼がいなければ、ゾンビと生き残りの人々との普通の戦いになったでしょう。
ですが、彼のおかげでちなまぐさが増して、見事に映画を面白くしてくれる起爆剤です。
彼は本当にスター。
ジョンギル – パク・ミョンシン(杉山滋美)
インギル – イェ・スジョン(今泉葉子)
乗務員 – チャン・ヒョクチン(家中宏)
ホームレス – チェ・グイファ(宮内敦士)
感染者の女 – シム・ウンギョン(川澄綾子)
運転士 – チョン・ソギョン(飛田展男)
キム代理 – キム・チャンファン(石狩勇気)
チーム長 – ハン・ソンス(中村和正)
ははしょります。
ラスト、最後の展開
最後は、全員が死に物狂いで合流をして、他の仲間たちと一緒に生きよう!となっているところ、ヨンソクが半ギレをして人間が断裂します。
戦っていない組と、戦いを生き抜いてきた組が別れる中で、生き残ったオバハンが姉のオババハンが他人のために最後まで生きて馬鹿みたい、と涙します。
自分のため、自分のことしか考えない人々にうんざりしたオバハンはドアを開けて全員食われます。
このままプサンに行けると思いきや、途中列車が倒れていて、道がふさがっているために、列車を乗り換えなければいけません。
全員で列車を乗り換えようとする中で、火だるまの列車が突っ込んできて、主人公側が分裂していまいます。
野球青年とコイスルオトメはとりあえず自分たちだけでも前に進もうということで、ゾンビがいない列車を通り抜けしようとします。
そこで我らのヒーローヨンソクがトイレで生きていることが発覚をします。
ヨンソクは今までこき使っていた、駅員に「ゾンビがいないぞ!」と騙し押し倒して、自分だけ逃げます。
んでもって、カップル二人の元へ行き、ガラスを割っている二人の片割れ(女性)をゾンビに生贄として捧げます。
噛まれてしまった、ジニは速攻で白目になって、市場のマグロばりに飛び跳ねます(ビチビチビチビチ)
ヨングクは涙しながら、、ジニを抱きかかえて、ジニに首元をびちゃびちゃにされてしまいます。
その後、ヨンソクは走り抜ける列車を見つけて乗ろうと距離を近づけます。
ですが、足を引っ掛けて転んでしまう。
車掌は優しいので、ヨンソクを助けに行きます。ヨンソクは助けられ、その代わりに車掌をゾンビの元へ押し倒します。
車掌(死)
生き残っている、スアン、ソンギョン、ソグは爆走して列車に飛び乗り、ゾンビをはねのけて助かります。
ですが、車掌室からヨンソクが出てきます。
お家に帰りたーい。ママと会いたーい。と叫びますが、空しくゾンビ化へ。
父親であるソグがスーパースターであるヨンソクに噛まれてしまい、感染をしてしまいます。
ヨンソクは線路に落っこちて、ママに会いたいよ〜状態になり、映画からドロップアウト。
ソグは意識が朦朧とする中で、スアンにソンギョンの隣にいるんだぞ。といい、涙の別れをします。
スアンとソグと僕がここで号泣します。
ソグは自らの意識が途切れてしまい、二人襲いかからないように、自害します。
列車はプサンまでは行けずに、途中死体と有刺鉄線の山で進めなくなります。
降りてトンネルの中を進む二人。
トンネルの向こうでは、感染していない軍隊が待ち構えています。
何人たりとも、ここを通れば殺すらしい。
二人の影が見えて、片方は妊婦で片方は年端もいかぬ子供なので、シルエットだけ見たらゾンビにも見えます。
確認をしろと言われるけど、確認が出来ないために、殺せと言われ、引き金に手を添えます。
その時、スアンが歌を歌い出します。
そして軍隊がスアンたちを助けます。
父親のためにずっと練習をしてきた歌が、父が亡くなってしまったために葬いとして歌ったあの歌が、二人を救ったのでした。
感想
「シャーシャラララララ」とか、「カーーーーーーーァーーーー」とか、
おっさんが小便所で、痰を吐き出す前にする作業の時に出てくる声とそっくりな声でゾンビが追いかけてきます。
ゾンビの動きマジでこえーっす。
男体動物みたいな動きをして、これが実写なんだから、俳優、女優さんたちすごいっす。
リアルでした。
キャラが濃すぎて、みんな好きになりました!
どのキャラも捨てがたすぎて、これが一本の作品の中にあるのか!と思いましたね。
ゾンビ系が好きだって人とか、韓国映画が好きだって人、にはオススメします。
見所、ポイントを紹介
ソグの変化
当初、ソグはファンドマネージャーで、利益のためなら他人が死んでも何も思わない人物でした。
彼らふうに言うなら、「ファンドッマネジャっ」何ですけども、これ見た人しかわからないですね。
とにかく、彼は自分のことしか考えず、娘にも自分のことだけ考えるんだ。
と怒っていました。
ですが、彼が無条件の人の優しさに触れて、他人を助けるようになり、最後は他人のために死んでゆくんですね。
自分のことだけ考えろ。
と言っていたくせに、自分のことだけ考えた、ヨンソクにはブチ切れるまで至ります。
列車の中で彼は急激にヒーロー漫画の主人公ばりの正義感あふれる性格へと変わるのです。
ヨンソクは現代の象徴
ヨンソクは今回、ムカつくキャラクターのように映っています。
ですが、あれはまさに現代の人々の象徴です。
自分のことを考えて、他人のことなんて考えてられるのか?という点。
昨今のニュースとまるっきりかぶりますね。
ヨンソクをムカつくな、と思ってしまった人はあなたも同じなので、気をつけましょう。
可愛いな、こいつ、と思った人は、もっと悪か、他人を思いやれる人でしょう。
バイオテロが起こった理由は
バイオテロが起こった理由は定かではありません。
ですが、ソグが市場の操作をした会社であることが途中でわかります。
操作とはいえ、法的に違反していることというよりかは、事件が露出して知られる前に、全部売ってしまったということなんですね。
そしてそのお金で今回バイオテロが行われました。
彼は自分がしたことで、悲劇が起きたことを知り、悔しくて涙します。
サンファが拳で無双乱舞
サンファという、中尾彬のような格好をしている男が、今回大活躍をします。
上着を脱ぎ、目の前のゾンビを一網打尽に素手で殴っていきます。
マッチョで、優しくて、ユーモラスなサンファは今作一番のイケメンです。
ですが、外見至上主義なので、彼がかっこいいと言われることは少ないでしょう。
でも、僕はいう!サンファ!ソグの方がかっこいいよ!
スアンの名演技が熱い
スアン役の女の子は、本名も「キム・スアン」なんですねえ。すごい。
スアンの演技が素晴らしく、子供らしさをうまく描いてくれていて、リアリティではない映画の中にも温かみを感じることができました。
全体を通して、面白い!ヒューマンだ!と思わせてくれるのは、彼女のホットはハートのおかげでしょう。
ジニとヨングクは結ばれた?
ジニとヨングクはカップルのようで、カップルではありませんでした。
列車に乗る前に、ジニが告白をしていましたが、ヨングクは返事をしていません。
ですが、彼は最後の最後にジニを抱えて逃げずに一緒に死にます。
この一貫した行動は彼の「愛」を感じさせ、この恋は成就したと思って良いでしょう。
まとめ
あらすじや登場人物、キャストに加えて、最後の展開や感想、見所についてご紹介しました。
韓国っぽさがありながらも、設定が面白くて、想像ができないようで、同じ日本でもできてしまう内容でした。
手に汗握る、ファイナルエクスプレスを是非見てください〜。