『スター・ウォーズ エピソード8最後のジェダイ』がいよいよ公開されて、出そろった感のあるいわゆるお正月映画第一弾行きまっす。
※今回は選考会ですでに見た人のレビュー、感想がメインです。僕は見ていませんが、見た人に書いてもらいました。笑
年明け以降もどんどんと話題作が待機中です。
さらに賞レース合わせで年末にアメリカで公開された作品もどんどん入ってきます。
もちろんクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』のようにすでに公開から時間も経っている中で賞レースの中軸になっている作品もありますが、『シェイプ・オブ・ウォーター』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『デトロイト』『スリー・ビルボード』などが日本公開待機中のようです。
というわけで重要な点は知人へ聞いています。
さすがに全部は見切れません!ってことですね。
特に洋画は1~3月はどちらかというとエンターテイメント作品というよりはドラマ作品が中心になりがち。
そんな中で、文句なしのエンターテイメント作品として新年早々に登場するのが『キングスマン ゴールデン・サークル』ではないでしょうか。
目次
キングスマンゴールデンサークルとは?
ご存知、どこの国にも属さない諜報機関“キングスマン”を描いて大ヒットした2014年の『キングスマン』の待望の続編です。
前作はストリートキッズだった青年エグジーの成長譚だったけども、
今作でのエグジーはすでにキングスマンのトップエージェントになっているようです。
しかしジュリアン・ムーア演じる麻薬女王演じるポピー率いるゴールデン・サークルの襲撃で映画開始早々キングスマンは壊滅状態に。
途方に暮れるエグジーが頼ったのがアメリカの従兄弟組織“ステイツマン。
さらにそこには死んだはずのコリン・ファース演じるキングスマンのトップエージェントハリーの姿があった!
監督やキャスト
監督・製作・脚本・原作は前作から変わらずマシュー・ヴォーン、マーク・ミラー、デイブ・ギボンズが引き続き担当。テイストは変わる処かさらに毒が増して濃密になっているとのこと。
前作の“HIP HOPアメリカ”を体現したようなサミュエル・L・ジャクソンが演じた敵役ヴァレンタインも強烈だったけども、
今回のジュリアン・ムーアが演じる麻薬女王ポピーはさらに輪をかけて強烈なようです。
裏切り者、不要となった者への処刑方法はしばらくハンバーガーが食べられなくなるほどらしい。笑
キングスマンの見所ポイント
『ボーン・アイデンティティー』から始まった“ジェイソン・ボーン”シリーズの登場でスパイ映画はどんどんシリアスな方向に向かい始め、
とうとう本家の『007』シリーズも徹底したシリアス路線に。
古き良きスパイ映画の世界を味わいたければ冷戦時代に時計の針を戻した『コードネームU.N.C.L.E』や『アトミック・ブロンド』しかない中で、
いやいや現代を舞台にしたスパイ映画でも陽性なテイストがあってもいいじゃないかということから登場したのが『キングスマン』!
カリカチュアライズされた“英国紳士像”に“国際諜報員”というクラシカルな呼称がぴったりとくるスパイ描写ですが、
逆転の発想が作品を成功に導いた。さらに『英国王のスピーチ』でタイトルロールを演じたまさに“英国紳士”なコリン・ファースが主演なの遊び心に満ち満ちています。
今回登場するステイツマンは全員名前がお酒の名前で男のエージェントは全員カウボーイハットをかぶっているというこれまた実にわかりやすすぎるアメリカ人。
しかも演じるのがジェフ・ブリッジスやチャニング・テイタムということでこれまたわかりやすすぎる。
文字通り遊び心をそのまま映画にしたような作品。
マシュー・ヴォーン監督のプランでは三部作構想もあるとのことで、本作を『スター・ウォーズ帝国の逆襲』にも例えている。
となると、復活したハリー&エグジーのコンビが次に向かうのは果たして…?
※ここまで僕じゃなくて見た人のレビューを元にまとめました
キングスマンで爽快な気持ちを味わおう!
キングスマンゴールデンサークルは前作を凌駕するアクション映画となっているみたい。
コリンファースの再登場も見逃せない!
三部作だとするのであれば二作品目ですね。
2018年1月公開映画の怒涛が止まらないぜっ!