007を見るならスカイフォールからが入りとしていいのではないか
こんなこと言ったら、怒られるのは重々承知しているし、007シリーズにハマったら全部見て欲しい!と思う人もいるのはわかっているのだけれど、あえて言わせてもらうと、「シリーズ全部は重たすぎる」ってこと。笑
007面白いよーっていうと、何から見たらいいの?って言われたりするのですが、勧めたのが、1970、80年のものからってなると、そもそもその当時の映画の取り方とか構成がダメだったりして、映画の内容どころじゃなくなることもあります。
007は小さい頃から知っていますが、実際に集中して大人になってから何度も見たのは、ダニエルクレイグが主演となった、カジノロワイヤルからです。そんな自分のおすすめじゃあ響かないかもですが、「とりあえず007に触れたい!」って思っている人がいたら、スカイフォールをおすすめするよって話を今回は書きます。
- 007シリーズに興味はあるけど全部を見るのは重たい
- 007を人に勧められたが、見るなら何を見たらいいのか
気になる人に参考になるかと思います。
目次
007シリーズとは
007シリーズのジャンルとしては、スパイ映画です。主人公は他の映画と同様にかなり強く、賢い、プレイボーイで女性にはモテまくる、でもどこかもの寂しげで、全男性のマザコンごころに共感する男性が主人公なんですね。
諜報部員として、様々な事件を担当して、巻き込まれて、いや巻き込んで事件を解決していく物語です。
ハードボイルドスパイ小説といえばいいのでしょうかね?
007シリーズは元は1953年にイアンフレミングが英国諜報部のエージェントを主役として、書いた小説です。その後8人の作家がボンドに関係した二次作品を作っています。
作者であるイアンフレミング自体が銀行員やジャーナリスト、第二次世界大戦中には、MI6で特別工作に関わっていたこともあり、経験を生かして007を書いたと言われています。
1954年には「カジノロワイヤル」が短編テレビドラマ化をされていましたが、映画になったのは、「007は殺しの番号」が1962年がはじめての作品となります。日本で公開されたのは、1963年だそうです。
歴代のジェームズボンド
歴代のジェームズボンドはもれなく全員男前です。そりゃあそうだ、プレイボーイですからね。
- ショーン・コネリー(初代)
- ジョージ・レーゼンビー
- ロジャー・ムーア
- ティモシー・ダルトン
- ピアース・ブロスナン
- ダニエル・クレイグ(6代目)
現在はダニエルクレイグのボンド作品が「ノー・タイム・トゥ・ダイ」をもって終わりとなっています。
今から見始める人は、ダニエルクレイグが007のシリーズを勧められている可能性が高いです。笑
ダニエルクレイグの007シリーズ
007のシリーズはダニエルクレイグのノー・タイム・トゥ・ダイで25作品目隣、俳優もかなり変わっています。
ダニエルクレイグが主演の007シリーズは、5作品あります。
- カジノ・ロワイヤル
- 慰めの報酬
- スカイフォール
- スペクター
- ノー・タイム・トゥ・ダイ
の順番です。
カジノ・ロワイヤル
カジノが舞台の話です。ボンドがマッチョに戦う話です。とにかくマッチョ。プレイボーイマッチョ。007となったダニエルクレイグの最初の作品です。「ジェームズボンドとは」を表すための作品で、飽きずに最後まで見れます。とにかくテンポよく何かが起きます。
慰めの報酬
カジノロワイヤルの続編です。カジノロワイヤルを見ていないと少し物足りない要素もあります。カジノロワイヤルとセットで見た方がいいですね。規模が世界へとダイブ広がって、陰謀の規模もお金以上に政治的なものになります。
スカイフォール
めちゃくちゃにヒットした作品です。数々の賞をとり、全世界での復興収入が10億ドルを超えた作品です。ただのマッチョな作品ではなくて、ボンドの出生に少し関わり、家族愛な話も出るために、より万人が観れる作品となっています。
スペクター
今までの作品の正統後継ですが、なくても別に気になりはしなかった、、、とも思いますね。そういえばあいつ生きてたな!っていうキャラも出てきます。回収というよりかは、そういえば的な要素で話が続いていく印象があります。ボンドが前に進むために必要なストーリーの序章ですね。
ノー・タイム・トゥ・ダイ
ダニエルクレイグが演じる最後の007シリーズです。ジェームズボンドがどうなるのか、スペクターありきの作品ではあります。ノー・タイム・トゥ・ダイだけを見て面白いとは言えない気がしています。今までのボンドを見ていたからこその感動がある。
007を見るなら、スカイフォールだけを見ても面白いと思う理由
007シリーズを今から見るとなると自分は勧めるのならダントツで「スカイフォール」です。
理由は複数あります。
- 単品で面白い
- 他作品がなくとも感情移入がしやすい脚本
- わかりやすい展開
です。
まず大前提として、007がオススメ!と今言われたとしたら、ダニエルクレイグ演じるジェームズボンドの007シリーズだ!ってことです。笑
話はそこからですが、
ダニエルクレイグ007のシリーズで、カジノロワイヤルと慰めの報酬は繋がっていると思っています。重要な場面で出てくるのはカジノロワイヤルのキャラですし、見ていないとぽかーんとなって終わる気がしています。
スカイフォールを見てからでないと、スペクターの展開も理解がしづらいのと、スペクターを最初に見てしまうのはもったいないなーと思います。
何より、一番わかりやすいのがスカイフォールだなーって思っています。全体を通して、日本の俺転生系ばりにボンドには補正がかかってはいますが、特にスカイフォールは無双しています。理屈とかなくてかっこいいし、無敵!それがいいんですね。
スカイフォールを最初に見てしまって、面白ければ、他作品にも手を出していくのがいいんじゃないかな?って思います。順番通りのカジノロワイヤルが最初でもいいのですが、男性が好きな内容にはなっているけど、「どこが面白いの?」ってなる可能性も否めないですね。
映画として、ボンドを知らなくても楽しめるのがスカイフォールだと思っています。
と言いつつ、ダニエルクレイグの5つは全部面白いので、興味があって時間に余裕があったら、ぜひ全作見てみて欲しいですけどね。笑
まとめ
007シリーズを誰かに勧められたら、最初から全部見て!っと言いたいところですが、ダニエルクレイグがジェームズボンド演じる5作品のうち、スカイフォールがオススメです。
スカイフォールを見て面白かったら、カジノロワイヤルからま見はじめてもう一度、スカイフォールを見てください。笑
またボンドの心情の見え方が変わって、作品自体の見方がだいぶ変わりますから!