ずっと気になってた映画、スマホを落としただけなのに、をやっと見ることができました。
タイトルからしてとっかかりやすいですし、TSUTAYAに行くたびに予告が流れていたりしたので、どこかで見よう見ようと思っていたので、見れてよかったです!
ネタバレ有の感想や周りからの評価、レビューなどを交えて、テキトーに書いていきます。
目次
スマホを落としただけなのにのあらすじ動画
スマホを落としただけなのにの主要登場人物、キャスト
稲葉麻美 – 北川景子
加賀谷学 – 千葉雄大
浦野善治 – 成田凌[
富田誠 – 田中圭
毒島徹 – 原田泰造(ネプチューン)
小柳守 – バカリズム
武井雄哉 – 要潤
杉本加奈子 – 高橋メアリージュン
大野俊也 – 酒井健太(アルコ&ピース)
天城千尋 – 筧美和子
宮本まゆ – 松山愛里
池上聡子 – 岩井堂聖子
山本美奈代 – 桜井ユキ
スマホを落としただけなのにのあらすじ
男はある日タクシーで拾ったスマートフォンの着信で、稲葉麻美と会話をします。待ち受け画像の麻美は美しい様相で、男は麻美に興味を持ち、スマホを届けるので、横浜のカフェに来るよう言います。恋人の富田誠の代わりに、スマホを返してもらうべくスマホを受け取り、一件落着と思いきや、次々と不正アクセスをされます。
そのころ神奈川県丹沢山付近の山中で、動物に掘られた土の中から、若い女性の白骨死体が発見され、刑事の毒島徹は殺人事件として捜査を始め、三者の物語が同時進行で進む中、次第に狂気に満ちた惨劇へと発展していきます。
スマホを落としただけなのにの感想、評価
評価は80点!特にハラハラすることもなく、生唾を飲むシーンもなく、娯楽として片手間に見るにはちょうどいい映画でした。
amazonレビューが結構低いから、ひどい演技をしているのか、脚本がクソすぎるのか、何が原因なんだろうか?と思いましたが、特に目立ってひどいと思う点はなかったかと思います。
amazonレビューって結構辛口ですしね、サスペンスマニアが見たら物足りない感じはわかりますが、そこまで言うほどなのかな、と思った次第です。
理由としては、山田悠介さんがかくような、リアル鬼ごっことかに「こんなリアクションしない」とか「ありえない」とか言わないでしょう?それと同じで、確かに劇中に出てくる登場人物丸々全員バカなんですが(笑)それはそれと置いてみるのが漫画、映画、小説と言いますか…他作品の名前をポイポイと出してしまって申し訳ないのですが、そんなこと言ったら、東野圭吾さんのシリーズに出てくる加賀さんとかも絶対いないでしょ、って言う話になるので、別に僕は気になりませんね。
アクションとか銃とかのシーンはもう大学生がやってます!みたいな感じでしたが、別にそれはそれとしてみればいいですし
切られた腕から一向に血が流れないし、痛いそぶりもしないしって言う無敵状態の稲葉麻美はそれはそれとみればいいですし
見ず知らずの人にスマホをポイポイわたしすぎて危機感なさすぎでしょ、とか言うのはサスペンスでのご法度なのでそれはそれでですし
テンポよく進むので、楽しく見れましたけどね。
犯人はわかりやすかったですし、動機もわかりやすく、別に小難しいものはなく、日本人向けと言いますか、ちゃんとわかりやすいものにしてくれている感があるので、多分これに文句を言うのなら、じゃあ読者、みる人が作品に追いつかないといけなくなりますよ!って言う話になっちゃうので、ちょうどいい娯楽として評価はかなり高いです。
終わってからも、スマホ落とさないようにしよう、って言う危機感を一切覚えない程度には、作り物感があって、安心して観れるので、これくらいが本当お茶の間にはちょうどいいです。ハラハラ苦手な人にも観れるサスペンス映画として、最適です。
スマホを落としただけなのにのラスト、結末
ラストは犯人の浦野(偽名らしいが)が犯人であることを突き止めた警察がNシステムを使い、ある程度の場所を特定したが、具体的な場所はわからずじまい、そんな中、加賀谷学が遊園地であることを勘で当てる。
加賀谷学も、犯人同様、コンプレックスを持ち、お母さんのことを思い出し長い髪の毛の人の髪を無心で触ってしまうほどだったので、共感力で当てた感じです。
稲葉麻美は自分はすでに死んでいて、実は親友であった山本美奈代であることを告白します。
犯人には、背中のほくろが同じであることを見抜かれていました。
そして、今から富田が殺されそうな時に警察がたどり着き、もみくちゃになって、犯人は捕まってしまいます。
真実を知り、破局するかと思われた二人は、プラネタリウムで再開し、これから二人で歩んでいこうとなりハッピーエンドです。
本作は小説原作
スマホを落としただけなのに、は勅使川原昭が書いた小説です。作家名は志駕 晃(しが あきら)
過去
激突!あごはずしショー(プロデューサー) – 1987年10月 – 1988年3月
伊集院光のOh!デカナイト(ディレクター) – 1990年 – 1993年
山田邦子のワンダフルリクエスト(ディレクター) – 1990年10月 – 1993年3月
Vジャンプ海賊ステーション(ディレクター) – 1991年10月 – 1992年3月
石川よしひろのオールナイトニッポン(ディレクター) – 1992年 – 1995年)
ナインティナインのオールナイトニッポン(代打)
海砂利水魚のオールナイトニッポン(スペシャル)
ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!
ゲルゲットショッキングセンター(チーフディレクター) – 1995年11月5日 – 1999年3月
テリーとうえちゃんのってけラジオ(プロデューサー) – 1998年 – 2002年
ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン – (ディレクター)
入江雅人のGo!Go!テレキッズ(ディレクター) – 1994年4月 – 1996年3月
中居正広のSome girl’ SMAP(ディレクター) – 1995年7月 –
土田晃之のオールナイトニッポンGOLD オールナイトニッポンをつくろう!スペシャル –
LF+R – (アシスタントプロデューサー)
うえやなぎまさひこのサプライズ!(プロデューサー) – 2001年 – 2004年
垣花正のニュースわかんない!?(プロデューサー) – 2003年3月 – 2004年3月
鶴光の噂のゴールデンアワー(プロデューサー)
高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団(プロデューサー) – 2001年 – 2004年
桜庭亮平 朝刊フジ(プロデューサー) – 2002年3月 – 2004年8月
森永卓郎の朝はモリタク!もりだくSUN(プロデューサー) – 2004年4月 – 9月10日
知ってる?24時。(プロデューサー) –
進研ゼミ高校講座Presents 目からウロコ!24(プロデューサー) –
THE 放送サッカーズ※水曜担当(プロデューサー) –
が過去作品に携わってきた番組で、かなりやり手の方だと思います。
2016年の第15回『このミステリーがすごい!』大賞で最終候補に残るも落選。しかし隠し玉(編集部推薦)として、加筆修正を加えた後に2017年4月に宝島社文庫「『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ」より「隠し玉」シリーズとして刊行されたそうです。
参考:wikipedia
小説原作ですから、その辺の映画原作よりかは練られているはずですので、情報量は申し分ないし、あり得るありえないは娯楽の世界ではいりませんから、ボリューミーで見応え十分だと思いました。
スマホシリーズは3部作となっており、他にもスマホ関連の小説を出していますが、このシリーズは一旦三部で終わる?のか、他作品も楽しみですね。
登場人物全員バカすぎる
とりあえず登場人物全員頭沸いてます。
唯一まともなのが成田凌演じる犯人役ではないか?と思えるほどに。
危機管理能力が一切ないカップルの富田くんと麻美さん。スマホを落として、クレジットカードが使われた時点で、スマホを落とした時にデータが流出したのでは?と思うはずなのですが、思わないズボラっぷりです。
知らない人から写真が送られてきて怪しめばいいし、しっかりと話合えばいいのにも関わらず、信じ込んでぶちギレる麻美さん。これ今回の事件はともかく、いつか騙されませんか。おじさん心配です。笑
先輩刑事の毒島さんは犯人の家に行って、自殺をしている姿を見て、取り逃がしたか!と激昂していますが、どんだけ信じやすいの?って言うね。
そして、なぜだがスーパー能力を持っている新手の刑事加賀屋もどこか抜けていて、長い髪の毛の女の人に無言で触っちゃう始末。
怖いよ、この人たち、みんな変。
なので、ギャグ映画だと思って途中からは見てました。そう思うと、すっと入ってくるので、見ながらだめだったー途中でやめちゃったーって人はぜひギャグ映画だと思って観てください。
成田凌の芝居が面白すぎる
本作の主人公は成田凌です。異論は認めません。笑
成田凌以外のキャストの頑張りを1だとすると、成田凌が10です。
変態の犯人として、これでもかと言うくらいに演技します。これに対して、別に難しい役を他の俳優は演じていません。成田凌がいなければ間違いなく成立していない映画です。
逆に成田凌が犯人役を演じてくれていれば、他のキャストは誰でも良かったのではないか、と思わされるほどに成田凌が素晴らしかったです。
何度か笑ってしまいました。謎なところで喜んだり、髪の毛を触るシーンとかすごい良かった。まだまだいけたと思いますが、全年齢に見せる映画としてはこれくらいが限界なのかもしれません。
多分公開時は2018年でしたし、おっさんずらぶが結構人気でしたから、田中圭さん使われたのかなーて言う。
スマホを落としたおバカな人の話
スマホを落としただけなのに、と言うか、スマホを落としてしまったおバカな人の話です。
その人の周りにはたまたま変態と不運にまみれた人がいました、って言う。
現実にありそうで、なさそうで、いやあるかもなーくらいの話ではありますが、映画にするとここまでチープになるのか、そりゃそうだ!ここは日本であり、年齢もR指定をつけなければこんなもんなのだ。
しっかりとそこを踏まえてみれば、特に文句も出ずに楽しめるサスペンス映画なので、周りの評価を気にせずに観て良かったと思いました。